読み聞かせの力
6月11日(水):UOMIストーリーズのおはなし会
昼休み。子供たちが続々と学校図書館に集まります。
返却・貸出待ちの列。何かを座って待つ子供たち。
そうだ!今日はおはなし会。保護者の読み聞かせグル
―プ「UOMIストーリーズ」の皆さんの読み聞かせです。
大勢の子供たちの前で,お母さん方が読み聞かせをして
くださいました。
親と子が一緒に本を読んだり聞いたりする親子読書は,
昭和35年に鹿児島県で始まりました。生みの親は「大造
じいさんとガン」「片耳の大鹿」などを生み出した椋鳩十。
椋鳩十が県立図書館長時代に始めたこの親子読書運動は,
またたく間に全国へと広がりました。今でも,鹿児島の親
子読書グループの数は,全国でも五本の指に入ります。活
動者数は堂々の第1位!鹿児島は親子読書の県なのです。
今年は椋鳩十の生誕120年の年。6月29日に鹿児島
市で開かれる親子読書研修会では,孫の久保田里花さんが
講演します。(詳しくは鹿児島県立図書館HPでご確認を)
魚見小の学校図書館に優しく響く3人のお母さん方の
柔らかくて優しい読み声。子供たちの表情がほんわかして
いくのが見て取れます。気持ちよさそう。
椋鳩十はこう言いました。 『お母さんの声は金の鈴』